こんにちは、藤本モウフです。
サイドFIRE生活を始めて、同じような生活をしている人のブログやYouTubeをますます見るようになりました。
とっても勉強になるし気づきも多いです。
ある程度の資産を築いたサイドFIRE民は、贅沢な生活をするというより、むしろ一般家庭以下の生活水準、質素な倹約生活をしている人が多い印象。
まさに私もそうです。
今回は私がどうして倹約生活をするのかご紹介します。
もうサラリーマンには戻りたくない
ここ20年は経営側でサラリーマンではありませんでしたが、どちらにしろ組織ではもう働きたくないなと思っています。
それは、私が致命的に集団行動が苦手だから。
ですから資金が尽きて勤めに行かなければならない、なんてことはなんとしてでも避けたいのです。
FIREを達成しても、またサラリーマンに戻る人もいます。
その理由として、資金が足りなくなった、孤独に耐えられない、など。
孤独に耐えられなくなる可能性は、私もこの先十分あり得ること。
まだ未知の世界なので何とも言えず。
しかし、資金を減らさない努力は今からでもできます。
仕事?投資?倹約?
フリーランスの仕事を増やす、投資額を増やす、生活水準を下げる。
この中では、仕事を増やすことが一番健全な気がします。
社会との接点を保ちつつ、人に必要とされ、自己肯定感も上がる。
これは孤独回避にも繋がりそう。
そして働いた分だけ収入は増えます。
ですが、働くことが向いていない人もいます。
私も仕事を増やすのはやめておきたいところです。
今までがんばりすぎたのと、限りある時間を楽しいことに使いたいから。
そんな私のような人は投資か倹約。
投資は必ずしも増えるとは言えないし、暴落が来たらメンタルやられます。
これはパンデミックが始まった直後、2020年2月下旬の私の資産です。
この恐怖を忘れないためにスクショしていました。
サーキットブレーカーが3回連続で発動したあとですね。
(※サーキットブレーカーとは、相場で暴騰・暴落が起きたとき、強制的に取引を停止させる制度。目的は投資家のパニックを鎮めるため。)
プラスだった資産が日に日に減り、ついにはマイナス160万円。
損切りもけっこうした上でのマイナス160万円です…。
減っていく資産を眺める恐怖に耐えられず、途中で気絶を決め込み、証券口座を見るのをやめました。
暴落は必ず来ます。
これは避けられない現実です。
このときはすぐに戻りましたけどね。
視点を変えると、マイナスになっていない投資信託(すべてインデックス)のすごさがわかります!
ということで倹約が一番安全で安心なんですね。
逆に倹約がまったく向かない人もいるので、そういう人は仕事をがんばりましょう!
切羽詰まってないから倹約を楽しめる
給料日まであと1週間もあるのに3000円で過ごさないといけない、みたいなカツカツの生活だと倹約は苦行でしかありません。
やりたくもない倹約をしなければいけないなんて全然おもしろくないですから。
余裕があるFIRE民だからこそ倹約を楽しめます。
そして浮いたお金を投資に回したり、旅行したり。
FIRE民が喜々として倹約生活をし、倹約せざるを得ない人がうまくいかない。
皮肉な話ですが、義務になってしまうと何事も楽しめません。
健康な体が何より大事
いい服を着て、いい車に乗って、いい部屋に住んで、いつも最新のiPhoneやパソコンを持っている。
これって人によく見られたいってことですよね。
こういう見栄がなくなりました。
私はいい部屋にだけは住みたいですが、それは見栄ではなく、快適な生活を優先するため。
服なんて清潔感があれば何着てたっていいし、車なんて乗れればいいし、むしろカーシェアでいいし、最新のiPhoneなんて今ではほぼ機能は変わらず高額なだけ。
そんなものより健康が欲しい!!
FIRE民でなくとも、40代後半に差しかかれば自然とそうなります。
健康寿命が伸びるなら資産の3分の1を差し出してもいい。
最近の同年代との会話はもっぱら「仕事・健康・親の介護」です。
物を増やすより経験や資産を増やしたい
本当に物欲がなくなりました。
この世のものはすべて借り物、そもそも自分のものなんて何もないし、失うものも何もないのです。
藤井風のパクリのような文言ですが、これは真実だと思います。
近しい人があっけなく亡くなるたび、「人はなんのために生まれてきたのだろう」と考えさせられます。
そして、無理やり出した答えがこの世でいろんなことを経験するため。
本当のところ意味なんてないのかもしれませんが、こう思って生きていたほうが都合がいい。
だから私はやりたくないことは極力やらず、やりたいことはどんどん経験していくつもりです。
そして、資産。
あまり働きたくない私にとって資産は精神安定剤です。(ただ前述の通り、暴落が来たときの副作用は大きい。)
そして単純に楽しい。
資産額が大きくなると、もはや自分のお金という感覚がなく、ゲームのスコアに近いです。
ただの数字というか。
増えると嬉しい、減ると悔しい。
お金はあの世には持っていけないですが、足りなくなるより余らせたほうがマシです。
今から寄付先を考えておきます。
おわりに
このような生活を「貧乏くさくてなんかねー」という人もいますが、意見は人それぞれです。
「そう思う人もいるよなー」と流しています。
質素な生活を楽しむ、好きなものを好きなだけ買って楽しむ、それぞれ自分が選んだ生き方です。
どう生きるかはその人の自由。
今回は、私のような倹約生活のしかたもあるよ、という紹介でした!
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ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
では、また次回。