趣味に生きるFIRE生活

45歳でサイドFIRE達成。シングル女性の趣味、投資、少しの仕事。

年間15万円節約!FIREを目指している人は保険解約も視野に

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私がFIREを本気で考え始めたとき、まずやろうと思ったのは月々の支出を減らすこと。

生活レベルを落とすのはなかなか難しいので固定費の見直しをしました。

一番削りたかったのは民間保険料です。

これは調べるといかにムダだったのかがわかりました。

今回は私が解約&見直した保険についてです。

 

保険を解約したら年間15万円浮いた

この国には高額療養費制度がある

本当に保険は必要?という疑問をよく見ますが、結論から言うと、ある程度の生活防衛資金がある人は医療保険は要りません。

なぜかというと、日本は公的保険が充実しているからです。

例えば、69歳以下で年収が370万円〜770万円の人の場合。

手術などして月の入院費が100万円(食事代別)かかったとします。

(この100万円は診療費用の総額で、自己負担額は3割の30万円です。)

協会けんぽHPからの計算式にあてはめてみましょう。

 

80,100円+(1,000,000-267,000)×1% =87,430

入院時の食事代 約40,000円

合計およそ127,430円

 

自己負担額は127,430円ですむのです。

(※入院時食事代、本人希望の個室料、ベッド差額分は高額療養費制度の計算には含まれません。)

 

年収が770万円〜1,160万円ですとまた計算が変わってきますが、食事代あわせても20万円程度

年収が370万円以下ですと、自己負担額の上限は57,600円なので、食事代をあわせると10万円程度

住民税非課税者の上限額は35,400円、さらに食事代の負担額も少なくなるので合計しても6万円以下です。

私は来年から住民税非課税者になる予定なので、もし入院しても負担額はこれだけです。

これを知ってしまうと医療保険ってなんの意味があるの?と思っちゃいます。

民間保険に入ってなくても十分支払えるんですよね。

 

高額療養費制度は自己負担限度額を超えた分があとから払い戻される制度ですが、あらかじめ医療費が高額になることがわかっていれば「限度額適用認定証」を病院に提出すれば高額な医療費を払わなくてもすみます。

限度額適用認定証は病院で用意してくれることも多いです。

私がやめた保険

私は保険に3つも入っていました。

医療保険、がん保険、積立保険

医療保険は途中で見直して月に約4,000円でしたが、それまでは10年間、月15,000円も払っていました!

なんであんなに高かったのか、今では保障内容も覚えていません。

というか内容もよく理解しないで安心のためだけに入っていました。

あの保険料を投資信託に回していれば今頃一体いくらに?と考えると眠れなくなるほど悔しいです(笑)

がん保険も、あれはいったいなんなんでしょうね?

私が入っていたがん保険は10年更新で、その都度保険料が大幅に上がるタイプでした。

年齢が上がるにつれ、がんに侵されるリスクは高まるからなんでしょうね。

これも医療保険と同じく、この分貯めておけばいい、それでも十分支払える、と私は考えています。

1月にがんで亡くなった経済評論家の山崎元さんが「がんになって改めてがん保険は要らないと思った」とおっしゃっていました。

それを聞いてやっぱりそうなのかと思い、がん保険の解約に至りました。

そして積立保険。

これが個人的に一番損をしている気がします。

自分の積立保険の手数料がいくらかかっているのか知っている人ってどのくらいいるんだろう?

ちなみに私は手数料がかかっているなんて考えたこともありませんでした。

この手数料なんですが、調べたらなんと20%くらいとられていました。

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)の手数料の346倍です。

積立保険の解約返戻金は入りましたが、積み立てた金額の80%ほどしか戻りませんでした!

無知ってこわいですね。

必要な民間保険もある

火災保険、自動車任意保険は必要です。

火事や人身事故など、万が一のことがあったときは保障してくれます。

自動車保険はディーラーが勧める保険にそのまま入っていましたが、来月満期が来るのでそのタイミングでネット型保険に切り替えます。

年間50,000円が20,000円くらいになります。

車両保険も抜くつもりです。

移住したら車は手放すので、自動車任意保険はすぐやめる予定です。

最後に

ほんとにこれ要るかな?とずっとモヤモヤしていたので解約したときは清々しい気分でした。

ただ、保険を解約して逆に不安になってしまう方もいるかもしれません。

そういうときは掛け捨ての安い医療保険に入っておけばいいかな、と思います。

心の安定のためにもバランスよくいきましょう。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

それでは、また次回。