こんにちは、藤本モウフです。
仕事をしていたときは、旅行や仕事で海外にちょくちょく行っていました。
私は日本では全然モテないですが、ヨーロッパでは異様な人気があります。
例えば、街中で声をかけられたり、連絡先を聞かれたり、会議のあとの交流会で部屋の鍵を渡されたり。（いきなりすぎやしないか？）
また、海外本社のパーティーに参加したとき、社内結婚するというカップルがいて、その男のほうが私にちょっかいを出して彼女にずっと睨まれ続ける、ということが。
もう全然楽しくなかったです。
男に連絡先を聞かれましたが教えるわけなかろうが。
私の時間を返せ。
一緒に行った同業の方とホテルへ向かう帰り道。
「あのカップル別れそうだよね」
「どうなんですかねぇ」
「あいつ（男の方）いいやつなんだけど軽いんだよな〜」
やっぱりね。
その後、あの2人がどうなったのかはわかりません。
とまあ色々ありました。
このときすでにアラフォーおばさんになっていた私ですが、まだ若づくりもしていたので10歳くらい若く見えていたようです。
年を言うと全員（男女ともに）、
「はあぁぁあ！？マジで！日本人は年取らないのかよ！？」
というリアクションをくれるのが非常におもしろかったです。
海外で日本人女性がモテるというのは事実で、本当のことを言っちゃうと、私が特別モテているというわけではありません。
こんな経験がわりと多いのも、ほぼ1人旅、1人行動なので声をかけられやすいから。
途中から左手の薬指に指輪をするようになりました。
ニセの結婚指輪（800円）はなかなか虚しいものがあります。
そんなヨーロッパ男性の中でも魅力的だったのがイタリア人。
一般的に言われるイメージまんま。
明るい、優しい、チャラい、セクシー。
はたから見ている分にはとてもかっこいいのですが、お付き合いはしたくないですね〜！
しかし、私はハードな恋愛でだいぶ弱っていた時期にイタリア旅行をしていたので、ナンパしてきた見ず知らずのイタリア男が手の甲にキスしてきたとき、思わず落ちそうになってしまいました（笑）
チョロい、チョロすぎる。
「手の甲にキスって、そんなことある？」って我々は思いますよね？
あるんですよ、イタリアは。
日本人がモテるってかカモにされる理由は、この「隙」もあるのでしょうね。
こんなお姫様みたいな扱いに慣れてないですから。
不可抗力です。
一番かっこよかったイタリア人はレオナルド・エクスプレス（空港行きの電車）の車掌さんです。
その前に、イタリアでは切符に刻印が必要だということをご存じでしょうか。
私は友人に聞いてたまたま知っていましたが、現地で切符を買っても刻印のことは誰も教えてくれません。
駅のあちこちにある自動検札機で打刻します。（Eチケットは刻印不要）
乗車中、車掌さんが切符をチェックして回り、刻印がないと容赦なく罰金です。
旅行者も例外ではありません。
実際、私の前に座っていたアジア人男性も刻印していませんでした。
車掌さんが切符を指さし、「刻印していないよ」と指摘すると、男性は「え？なに？刻印て？」とオロオロ。
すると車掌さんは「OK、大丈夫、見逃してあげるよ」とこっそりジェスチャーをし、男性に向かってウインクをキメたのです。
なんて粋でかっこいいの！
車掌さんは一部始終を見ていた私に気づき、「シーッ」と口の前に人差し指を立て、私にもバチッとウインク。
惚れてまうやろーーー！
この車掌さん、顔面スペックも高かったので私は秒殺されました。
イタリアの思い出はコロッセオより、トレビの泉より、テルミニ駅ですられそうになったことより、この電車内での出来事です。
ちなみにこの打刻忘れ、50ユーロも取られるんだそうです。
現在の為替だと8,000円。
きっついなぁ。
見逃してくれるケースはまれらしく、今はとくに厳しくなっているようなので気をつけましょう。
この人もだいぶ色男だなと思っていた、マネスキンのボーカル、ダミアーノ。
やっぱりイタリア人。
海外旅行はエキサイティングで楽しかったなぁ。
今は東京行くのもだるいです。
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ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
では、また次回。
