
こんにちは、
藤本モウフです。
定期的にポートフォリオを眺めているのですが、今回いろいろ考えた結果、VYMを売却しました。
VYMを全部売却しました|5年持って+39%の結果
VYM(バンガード・米国高配当株式ETF)、株価も配当も安定していてお気に入りのETFでしたが、今後のポートフォリオを考えて手放しました。

全売り。
2019年から買い増してきて、実現損益685,857円。
単純計算で+39%でした。
ですが、ここから源泉徴収税約20%、139,330円差っ引かれます。
税金えぐ〜〜〜。
このハイテク爆上げ時代の中、VYMは地味に見えますが、暴落時も変動しにくいです。
配当でメンタルも支えられました。
それをなぜ今、全部売ってしまったのか。
VYMを手放した5つの理由
①シンプルなポートフォリオにしたくなった
②米国市場が高値圏、そろそろ調整が来るかも?
③円高に触れそうな予感
④オルカンのほうが資産が増えると判断
⑤米国株の配当課税と確定申告のめんどくささ
それぞれ理由を説明します。
①シンプルなポートフォリオにしたくなった
この先の人生を見据えたとき、はたして個別株投資をいつまでやっていけるのだろうか。
約80の個別株とETFを追い続けるの、しんどくね?
今でも何を持っているのか把握しきれてないのに。
徐々に個別株を3割程度減らし、オルカンに入れ替えようかと考えています。
「日本株の割合が多すぎます。リスクが高いです」とChatGPTにも指摘されてしまいました。
②米国市場が高値圏、そろそろ調整が来るかも?
そろそろ来るんじゃないか、暴落が。
まあずっと言われ続けていることですが、感覚的になんだか少し怖いです。
でも、私の感覚なので鵜呑みにしないほうがいいです。
③円高に触れそうな予感
米国の利下げによるドル安・円高の可能性があるのでは。
日本では、日銀の高田審議委員が“機が熟した”と発言するなど、利上げの可能性もちらついています。
しかし、高市政権は金融緩和寄りです。
どうなるのかわかりませんね。
私は円高になりそうな気がしていますが、これも個人的な感覚です。
私の予想はまあ当たりません。
④オルカンのほうが資産が増えると判断
長期的にはもちろん、中期的(5〜10年)で見てもオルカンのほうが若干資産が拡大する計算。
(過去10年の平均リターンで比べると、VYMよりオルカンが年1〜1.5%ほど上)
ただ、ボラティリティでいうとVYMのほうがやや緩やか。
⑤米国株の配当課税と確定申告のめんどくささ
米株の配当金って、日本で20.315%課税+アメリカで10%課税、合計30.315%引かれます。
この、本来払わなくてもいいアメリカ10%課税分を取り戻すためには、外国課税控除を確定申告しなければいけません。
例えば米株の配当金が年100万円あり、10%の10万円を取り戻すためだったら「確定申告するか」という気持ちにもなりますが、私の米株配当はせいぜい年110,000円。
「1万円のために確定申告か。だり〜」となるわけです。
実際、やらなかった年もあるし。
確定申告ってなんであんなに億劫なんでしょう。
考えるのがめんどくさくなった、という結論
と、いろいろ理由をならべてみましたが、要するに「考えるのがめんどくさくなっちゃった」ということです。
VYMは大好きだし、堅実な銘柄です。
でも、もうリスクをとらなくてもいいくらい資産は増えたし、ほったらかしで運用にして、余力で短期トレードをして楽しみたいなー、と。
徐々に個別株を減らして、次のステージにいきたいと思います。
これだけ言っておいてなんですが、ここで暴落が来たらあっさり個別株を買うのが私。
このように意見をコロコロ変える、それが私の投資スタイルです。
まあ、なんだかんだで今の生き方ができているから、結果オーライじゃないでしょうか。
投資も人生も、正解を求めるより「そのとき気持ちよくいられる選択」が大事ですね。
◎こちらはVTIを売ったときの記事です。併せてどうぞ。
結局ここに落ち着きます。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
では、また次回!
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