こんにちは、
藤本モウフです。
さまざまな問題作を生み出してきた村田沙耶香氏。
図書館で借りてひさしぶりに読みました。
「地球星人」
世の中を俯瞰する歪んだ視点が一貫していて、彼女のクレイジーさを再確認する。
この本は今まで読んだ作品と比べ、より一層狂っていました。
好き嫌いはっきり分かれると思うし、万人におすすめできる作家ではありません。
友達や恋人、仲良くなりたい人には村田沙耶香が好きだということをなるべく隠したい。
いや、隠したほうがいい。
この人の本を読むと安心感と不安感、同時に襲われます。
ああ、私まだ全然まともだ、と。
この世界を生き抜くためには大勢の意見に流されることも必要だ。
そうでもしなければ生きづらくてしょうがない、私は。
でも言わんとすることはわかるよ、わかりすぎる......
人間、本性すべてさらけ出して生きているわけではないし、人には言えない秘密、思想、信念、嗜好、もちろんあります。
だから自分の相当ヤバめな世界観や性癖を世に出す作家ってすごいな…と純粋に思う。
夜活、読書。
遅くまでやってる喫茶店、ありがたいです。
田舎の喫茶店はだいたい遅くても18時で閉まるから、夜活するならファミレスかマクドナルドなどのチェーン店でした。
夜の喫茶店っていいなぁ。
貸し切り状態で長居しちゃった。
優しいマスター、ありがとう。
至福の時間でした。
初めて読んだ村田沙耶香の本。
けっこうな衝撃でした。
今回のタイトルは人に言われた言葉。
いや、これ本当にそうかもしれないな!
で?
それがなんだというのだね?
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ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
では、また次回。