こんにちは、
藤本モウフです。
自営業をしている弟と話していたときのこと。
「俺いつもコーヒー飲みながら仕事してるんだけど、適温だとガブガブ飲んじゃってすぐなくなるんだよね。だからタンブラーに熱々のコーヒーを入れて飲んでんの。そうすると上あごベロベロになって痛くて一気に飲めなくなる」
「え。わざと?やけどさせるってこと?」
「うん」
......お、おい、大丈夫か?
妹と二人で「あの人、イカれてるね......」と影でこっそり言い合いました。
いや、あなたのせいもあるけどね?
私が思っている以上に弟は疲れてるのかもしれない…
あれからすぐに役所に行き、介護保険の申請をし、急速に物事が進みました。
担当してくれた職員がめちゃくちゃ親切でした。
「まず、ケアマネージャーを決めてからいろいろ計画を立てることになります。ケアマネがいる施設はこの一覧から選べますけど、どうしますか?っていきなり言われても選べないですよね〜」
施設はざっと数十ある。
一覧の中には父がお世話になった訪問看護施設も。
ここのケアマネさん、すごくできる人だったなぁ。
テキパキ仕事をしてくれて、そしてなにより、私たち家族の心に寄り添ってくれた。
「ここのケアマネさんにお願いしたいのですが、大丈夫でしょうか?」
「あ〜、ここは介護というより医療優先だからどうだろうなぁ」
「やっぱりそうですよね。父が最後に訪問看護でお世話になったところでした。ここのケアマネさんがとてもいい方だったので」
「そっかー、うーん、でもお母さんも妹さんも全然知らない人より面識がある人のほうが安心ですよね。今電話かけて聞いてみます。ちょっとお待ち下さい」
担当の方が奥に行ってすぐに電話してくれました。
「お待たせしました、OKです。受け入れてくれるそうです」
「わ!ありがとうございます。安心しました」
良かったー。
第一段階クリアといったところ。
つい先日友達が、「親の介護で世話になってるケアマネがくそ野郎だ」という話をしていて、ケアマネってハズレもあるのか、と思っていたところでした。
そのケアマネのくそ度合ですが。
渡した保険証や書類を紛失する(後日コピー機と壁の隙間から出てきた)、連絡の不備、ミスしても謝らない、など。
仕事がずさんな上、人としてまずいレベル。
ケアマネって超多忙なイメージがあるけど、これでよく務まっているな。
私が札幌に戻る日も迫っていたため、役所も急ぎで介護認定調査の日程を組んでくれました。
そしてあっという間に自宅での調査も終了。
当時お世話になったケアマネさんとも1年半ぶりに再会。
「私のこと覚えていてくれて光栄です。お父さんに引き続き、今度はお母さんの担当させていただきますね。お任せください!」
なんと頼もしい!
ありがたいご縁だ〜。
まだ介護認定の結果は出ていませんが、この先、週1〜2回ヘルパーさんに来てもらい、デイケアに通うことになりそうです。
これで母の気持ちが少しでも前向きになってくれれば。
ケアマネさんのアドバイスもあり、妹のほうも申請すれば障がい者向けのヘルパーさんにお願いできるとのこと。
こちらの認定は半年もかかるそうですが。
まあ、妹の方はとりあえず部屋の掃除をしてもらえればいいので、そんなに急ぐほどのことでもありません。
「家族だけでがんばらず、使えるサービスは使っていきましょう。無理しすぎてお世話している人が倒れたら誰にとってもいいことありませんから!私も妹さんのことを小姑のように見ますからね、安心して!」
ううう...助かるぅぅ。
介護の仕事って本当にすごい。
これからはケアマネさんやヘルパーさんにもお土産買っていこうっと。
私はまた3ヶ月後、実家に行く予定です。
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ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
では、また次回。