こんにちは、
藤本モウフです。
最近見た映画とアニメ紹介です。
「満ち足りた家族」(監督:ホ・ジノ)
家族がテーマの作品をつい観てしまいます。
答えなど出ないのだけど、何が正解なのか探してしまう。
この作品の家族は円満とは対極のところにあるけれど、蓋を開けてみればこんなのザラだよね。
血の繋がりがあるだけでここまで執着してしまうのは、自分と家族の境目がわからなくなってしまうから。
家族といえどまったく違う人間なのに。
身につまされました。
「ドライブ・イン・マンハッタン」(監督:クリスティ・ホール)
真夜中のタクシー運転手と乗客。
二度と会うことがないであろう2人だからこそ、誰にも言えない悩みを打ち明けられたりします。
まるで懺悔室のよう。
2人だけの空間だから盗み聞きされることもないし、知らない人だから言いふらされる心配もない。
目的地に到着したときの2人の表情、良かったです。
タクシーじゃないけど、新幹線で隣に座ったおじさんの身の上話を聞かされたことがあります。
かなりうざかったです。
「PLUTO」
手塚治虫「鉄腕アトム」の「地上最大のロボット」を浦沢直樹がリメイクした作品。
だいぶ前に漫画で読んだとき「すごい話だ...」と感銘を受けました。
アニメ制作が決定したときから期待していて、やっと観ました。
感想。
うん、普通におもしろかった。
あれ?感銘を受けたのは「MONSTER」のほうだったかなぁ?
20世紀少年も夢中になって読んだけど、浦沢先生、毎度毎度終盤にかけて尻すぼみよね......
いろんな記憶がどんどん霞んでいっているので、昔の作品を観たり読んだりしても「この展開...まったく覚えてない!」と初見のような気持ちで楽しめます。
もう新しい作品をわざわざ探さなくてもいいのかも。
私は浦沢直樹の漫画がとても好きだったのですが、メディアの露出が多くて冷めました。
こんなにすごい作品を作る人ってどんな人なんだろう?と思っていたのに、その辺にいそうな明るいおじさんだったときのがっかり感。
ダメ押しのスキャンダル。
クリエイティブな人は謎めいた部分があったほうがいいので、テレビとかにあまり出ないでほしい。
SNSで思想を語ったり誤爆も興ざめ。
受け手側に妄想する余地を残してほしい〜。
人間、しゃべりすぎるとボロが出るものです。
私もボロ出まくりです。
その点、米津玄師は多くを語らず、ミステリアスな部分を残しています。
さすがだ。
20世紀少年で思い出しました。
自作・太陽の塔です。
羊毛フェルトで作っています。
自分で言いますが、めっちゃかわいいですね。
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ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
では、また次回。