
こんにちは、
藤本モウフです。
うれしいニュースです。
現在、多くの運用会社で国内MMF再開の準備中とのこと。
早ければ2026年に復活するそうです。
国内MMFは長らく販売停止されおり、なんと9年ぶりの復活予定です。
- MMF(マネー・マーケット・ファンド)とは?|仕組みと特徴
- MMFのデメリットと注意点|元本保証はある?手数料やリスクも解説
- 普通預金とMMFの違いを比較|利回り・リスク・使い分けまとめ
- 私とMMFの思い出|2013〜2016年、超低金利時代の記録
- これからのMMF活用法
MMF(マネー・マーケット・ファンド)とは?|仕組みと特徴
MMFは「マネー・マーケット・ファンド(Money Market Fund)」の略。
MMFが投資するのは、国債や社債、金融機関が短期で貸し借りするマネー市場の中の安全性が高い商品です。
つまり、リスクはとにかく低めで、銀行預金に預けておくよりは利益が出るのです。
MMFのデメリットと注意点|元本保証はある?手数料やリスクも解説
「じゃあ預金するより全額入れておいたほうがいいんじゃない?」と思いがちですが、ひとつ覚えておきたいこと。
MMFは元本保証がありません。
リーマンショックのときには、アメリカのMMFが元本割れを起こし、世界中がざわつきました。
極めてリスクは低いものの、絶対安全と思いこむのはちょっと危険です。
また、低コストですが信託報酬が年0.1%前後かかります。
普通預金とMMFの違いを比較|利回り・リスク・使い分けまとめ
MMFと普通預金の違いを一覧表で比較しました。
(※2025年10月現在)
| 項目 | 普通預金 | MMF(マネー・マーケット・ファンド) |
|---|---|---|
| 引き出し | いつでも即日 | 即日〜翌営業日に現金化 |
| 元本保証 | あり | なし(ただし安全性は高い) |
| 利息・利回り | 年0.2%〜0.6% | 短期金利次第で変動(今後は上昇期待) |
| 運用対象 | 銀行の貸出・国債など | 短期国債・社債など(株式は含まれない) |
| 運用の目的 | 資金の保管・決済用 | 一時的な資金の運用 |
| リスク | ほぼゼロ | 金利・信用リスクあり(低リスク) |
| 手数料 | なし | 信託報酬(年0.1%前後)などがかかる |
| おすすめの使い方 | 生活費や緊急資金 | 短期の余裕資金や投資待機資金の一時運用先 |
私とMMFの思い出|2013〜2016年、超低金利時代の記録
私が投資を始めたのは2013年。
MMFがまだギリギリ生きていた超低金利時代です。
(定期預金の利息が年0.01%とかでした)
利益はごくわずかとはいえ、銀行に預けておくよりも増えたので、待機資金はすべてMMFで運用していました。
そして2016年、マイナス金利導入で運用不能に。
当時私は、MMFが終了になったことを知らず、「なんでずっと評価損益が0円なんだろう?」と不思議に思っていました。
私のようなぼんやりした人、けっこういたんじゃないでしょうか。
”重要なお知らせ”などは、きちんと見ないといけませんね。
これからのMMF活用法
MMFは大きなリスクもなく、短期の資金運用先として、放置しているだけでお金が増えるのが魅力です。
私もまたMMFで運用を再開するつもりです。
利回りは定期預金と大きな差はありませんが、いつでも売却・現金化できる自由さがあります。
(※30日未満の売却には、わずかに手数料がかかる場合があります)
今後の金利動向次第では、MMFはさらに注目されるでしょう。
資産を少しでも増やしたい人は、預金と投資のあいだにあるお金の居場所として、MMFは有力な選択肢になります。
セミリタイアを目指す方にとって、少しでも参考になればうれしいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
では、また次回!
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