趣味に生きるFIRE生活

45歳でサイドFIRE達成。シングル女性の趣味、投資、少しの仕事。

暇人の気まぐれ

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こんにちは、藤本モウフです。

 

先日なにかの記事でちらっと書いた、知人の会社へお金を貸した話。

知人とは、何度か登場しているこの人です。

 

悪い顔してるなー。

 

moufulog.com

 

伸び代があるのに資金が足りないという状況下、ついついお節介を焼いてしまいました。

これは「投資」ではなく「融資」です。

最悪返ってこなかったらあきらめよう......

などと私が言うと思うか?

10万20万ならともかく、到底あきらめられる金額ではない。

これからの事業計画を聞き、担保と利息もとりました。

本気を出してもらわないとこちらも困るので。

私も小銭を稼ぎたいというわけではなく、力になりたいという気持ちで貸しているので、利息は住宅ローン変動金利並の設定です。

本当は利息なんてつけなくてもよかったのですが、「この人は簡単にお金を貸してくれる」と思われたくなかった、そして痛みをともなわないと人は学ばないから。

担保にとった品物は、シリアルナンバー付きのレア物(らしい)。

私にはその価値がよくわからんのですが。

 

これ売って資金にすればよくない?

 

え!?本気で言ってる?無理無理無理!!これもう作られてないんだよ?世界に2点しかないんだよ!?

 

へ〜。(よーしよし、担保はこれだ。)

 

こう書くと私、悪魔みたいだね?

私の父はすぐに人を信用して、借用書1枚で簡単にお金を貸すタイプの人でした。

今までそのお金が返ってきたのを見たことがありません。

それを目の当たりしているおかげで、お金が絡むと人を100%信用することがむずかしい。

 

それにしても、こんな状況でいくらレアだからって物を手放したくないってどういうこと?

私は所有欲がうっすいので、その気持ちがさっぱりわかりませんなー。

人に弱みを握られてまでこだわるソレにはいかほどの価値があるのか。

 

もし返済されなかったら彼とはそれまでの縁だったと思うことにしよう。

万が一返済されなくても貸した以上にとれそうだし。

自分でも情が厚いんだか薄いんだかわかりません。

たぶん暇だから気まぐれを起こして、人助けの真似事をしたくなったのだと思います。

逆にこれが仲のいい友達だったら私は絶対にお金は貸しません。

お金が原因で縁が切れるなんて嫌だし。

そのかわり親身になって精一杯のアドバイスをすると思います。

いや、今回の件も私が思いつく限りのアドバイスをしたんですよ。

けっこう辛辣なことも言ってしまいました。

 

いやさぁ、人の会社にそこまで言う?俺のプライドズタズタだよ…

は!しまった!

同年代だからか、ついつい遠慮ない言葉が出てしまいます。

「言い過ぎた〜、ごめんね(笑)」とヘラヘラしながら謝りました。

ひねり出した案を実行するには時間が全然足りなかったので、結果貸すことになりました。

 

何はともあれ、無事に返済されました。

今は仕事も増えて、軌道に乗ってきたようです。

よかった〜。

 

今回、会社の危機は救えましたが、彼のためになったのかは正直なところどうなんだろう…というかんじ。

「足りなければ借りればいいや」という思考に陥らないといいな。

そういうとこあるんですよねぇ。

もしまた「貸してください」と頼まれたら、「そのレア物売れやー!!」と喝を入れようと思います。

 

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ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

では、また次回。