こんにちは、
藤本モウフです。
長らく活動を休止していた嵐。
もう10年以上も前の話ですが、私も友達の影響でコンサートに数回行きました。
そんな嵐が、来春ラストコンサートを開催するということで、私もワクワクしています。
ていうか、もうこのままフェードアウトするもんだとばかり思っていました。
私は嵐の中に特別推しがいるわけでもなかったのですが、それでも大野智という人間がかなり気になる存在ではありました。
誰にも媚びず、飄々としていて、いつも1歩引いて俯瞰している様子は、アイドルというよりおじいちゃん。
他の4人に比べると、派手さも華やかさもなく、それでもあふれ出るオーラを隠しきれない唯一無二の存在。
歌・ダンス・演技、すべて一流の表現力を見せつけ、さらには個展を開くほどの芸術的才能まで持ち合わせています。
口数は少ないのに、ぼそっと発した一言で全部持って行くセンス。
感情の起伏が少ないタイプかと思いきや、意外と泣き虫だったり。
感性が豊かで才能のかたまりなのに、慢心せず、努力も怠らない。
人から一目置かれる空気感を漂わせるこの人のこと、嫌いな人いるのかしら。
え?なに?
私、大野くんのことめっちゃ好きじゃん。
ドラマは「魔王」と「怪物くん」がすごく良かったよね〜。
ここ4年以上、一切メディアに顔出ししていないところを見ると、このまま表舞台から身を引くつもりなんだろう、というのがひしひしと伝わっていました。
この人は地位や名声にまったく興味がなく、自分のやりたいこと、本当に大切にしたいものと静かに向き合っている気がします。
だからこそ、このラストコンサート開催についても「まさか大野くんがOKするとは!」と誰もがびっくりしたのではないでしょうか。
私自身、FIREをしてから「どう生きていくか」について考える時間が増えました。
働かなくてもいい。
やりたくないことはやらなくていい。
でも、「じゃあ何をする?」と問われたとき、本当にやりたいことに向き合うのって、意外とむずかしいものです。
ただでさえFIREを考える人は、今までめちゃくちゃがんばって働いてきた人。
さらに、仕事ができるエリートだった人も少なくないはず。
そんな人が「もう仕事をしないで、これから自由に生きていいよ〜」という世界線に立たされたら...
嬉しい反面、戸惑うし、いろいろ悩むのは当然でしょう。
事実、退屈だし、こんなお気楽そうに見える私でも、変な罪悪感はいまだに持っています。
その点、大野くんは、その問いに真っ直ぐ向き合って何もしないことさえ選べる強さを持っているように感じます。
求められても無理してがんばらない、だけど必要なときには柔軟に応じる。
国民からの(!)評価や期待にも縛られず、自分の感性を一番大切にして生きている。
それって、FIREの理想的な在り方なのかも。
資産があってもなくても、リタイアせずに働き続けるにしても、「自分らしく生きる」という意思があれば、それこそが本物の自由を手にしているということなのかもしれない。
...なんてな。
きれいごとを言いました、すみません。
お金はあったほうがいいに決まってます。
でも大野くんの生き様は、FIREしたけど悩んじゃう人にもきっと刺さると思います。
これはほんとよ。
嵐のチケットは、ファンクラブに入っていてもなかなか当たらないほどの倍率の高さでした。(私の勝率は5割)
このラストコンサートは、さらに激しい争奪戦になるでしょう。
すっかりにわかファンの私は、ストリーミングライブをやってくれることを信じ、家で静かに鑑賞したいと思っています。
嵐のみんな、そして大野くん、お疲れさま。そしてありがとう──
そんな気持ちを込めて。
美しい締めかたをしてしまいましたね...
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ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
では、また次回!